2014年1月7日火曜日

あけましておめでとうございます。

昨年このブログを初めて、まともに更新しないまま、
あっという間に2014年がやってきてしまいました。

今年はライターという仕事ならではの裏側、といいますか、
「縁の下」の部分を更新していけたらな、と思います。

イラストは今年の年賀状です。
毎年、年賀状を出すまでに観た、その年のBEST3を載せているのですが、
描いた後には「ああ、あの作品も入れれば良かった!」「この作品を忘れていた!」などと
後悔しきり。

毎年BEST10を決めるのですが、
次の日にもう一度やってみると順位や作品が必ず入れ替わります。

料理と同じように、その日のコンディションで、一番ピタッと来るものが違います。
観ている間の印象や後味なんかも、その日の体調や精神状態が大きく作用します。

10代のあの日、失恋した日に観た映画の、あの主人公のセリフが胸に深く沁み入っても、
今観たら多分、きっとあの主人公より、隣にいた登場人物の態度の方が心をギュッとする。

20代のあの夜、見終えて「ふーん」で済んでしまった映画が、
今観たら、すごく面白くて興奮しすぎて2日もまともに眠れない。

それが映画の良さなんじゃないかな、と思うのです。

そんな、そのときにしか感じられないことを、
少しでも多く、色々な人と分け合えたら幸いです。

皆様、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。